20160802

ウェブ日記を書く。この二ヶ月でしていたことについてもまとめたいがとりあえず日記なので今日のことを。

今日は某所に面接に行った。合否関わらず今年はもう就職活動は行わない予定。本来行うべきでない行動を長きに渡り続けていたという感覚があり、それには未だに納得していないが、終わったものはあまり気にしていても仕方がないのだろう……。

余裕は生まれたがぼちぼちやるべきことなどもあるため、『カルドセプトリボルト』のプレイを今日でやめることにした(0707に発売してから一ヶ月弱で百四十時間ほどプレイしていた)。伊藤賢治BGMの曲数が少ないこと以外は過去作に比べても最高だったしオンラインに人さえいればあと三百時間くらいは軽く遊べる気がする。カルドは資源管理ゲーであり運の要素をどこまで管理するかの塩梅によってプレイスタイルが変わってくる。資源管理ゲーといってもローグライクとかだと基本的には運を完全征服したプレイが鉄則だけどカルドではある程度運を受け入れる必要があるためプレイスタイルが多彩になって面白い。少し前に触っていたシャドバみたいなカードゲームだと、ある手番に来てほしいカードはほぼ確定していてそれが来るか来ないかという局所的な運が必要だったのだけど、カルドでは複数人のプレイヤーの行動に影響されて結果的にしか判断できないレベルの運が必要とされる。その結果を引き寄せるための試合の設計を各自がしっかり考える必要がある。一試合一時間弱かかるのでひたすら時間がなくなるのが一番の欠点。

WorkFlowyを一ヶ月ほど試している。ローカル日記のテキストが日付や月で分散しないので見直しやすい。それに漫画とかの感想をすべて日記内に記述しタグで管理できるので文章が散逸しないのは良い。長い文章を書くためにも使えそうではあるが……?いくつかある端末と捨てアドを使ってトピック数を自分招待で増やしたりもした。ローカルテキストへの信仰はあるので長く使うかは微妙だが今のところ問題はない。

ロンパ3希望編4話。わりと楽しく見ている。ロンパというのは流水フォロワーとしては幻影城殺人事件かと思った?残念犯罪オリンピックでしたというような話だと理解していて、その犯罪オリンピック感を絶対絶望少女には期待していたのが裏切られたのでロンパ3にはリベンジを期待している。モノクマを僭称する二級の統治者が来週あたりで退場してゲームを終了するといいのでは。

Rewrite5話。原作未読だが話に聞いている竜騎士パートの異次元感のようなものはなくて少し拍子抜けした。山狗みたいなのでてくると笑ってしまうが。楽しく見ているが原作をやりたくなってきた。

 

 

 

全2巻以内の好きな漫画50作

なんとなく2巻以内で完結している漫画だけで一作者一作品縛りでリストアップしていた。基本的に長編の方が面白いと思ってるせいで短編は比較的読まないのでわりと選ぶのに苦労したような気がする。このリストは好きな作品上から50というわけではなく順不同かつ気分で変動するベスト100のうちの50作くらいでこの中にはベスト10もあるだろうというくらいのものです。

 

バオー来訪者 荒木飛呂彦
バッドカンパニー 藤沢とおる
ブルンガ一世 手塚治虫
黒博物館スプリンガルド 藤田和日郎
餓狼伝ボーイ 板垣恵介
燃えよペン 島本和彦
お嬢様と妖怪執事 藤原ここあ
ローファイ・アフタースクール 五十嵐藍
ライチ☆光クラブ 古屋兎丸
死人の恋わずらい 伊藤潤二
ミノタウロスの皿 藤子・F・不二雄
我が名はネロ 安彦良和
魔王ダンテ 永井豪
童夢 大友克洋
ミルクがネジをまわすとき 高橋葉介
さくらの唄 安達哲
ヤサシイワタシ ひぐちアサ 
レストー夫人 三島 芳治
殻都市の夢 鬼頭莫宏
DON'T TRUST OVER 30 TAGRO
QコちゃんTHE地球侵略少女 ウエダハジメ
つづく大地 双見酔
ばら色の頬のころ 中村明日美子
イマコシステム 緑のルーペ
クロとマルコ 掘骨砕三
魔界転生 石川賢
キタランド・ゴシック 器械
ないしょのはなし 山本ルンルン
僕の小規模な失敗 福満しげゆき
ジオラマボーイパノラマガール 岡崎京子
SCAPE GOD 高遠るい
eensy-weensy モンスター 津田雅美
内なる仮面 楳図かずお
STAYラブリー少年 西炯子
横浜物語 こいずみまり
委員長お手をどうぞ 山名沢湖
外天楼 石黒正数
空の食欲魔人 川原泉
しましま曜日 竹本泉
骨の音 岩明均
僕らの変拍子 冬目景
楽園通信社奇譚 佐藤明機
団地魔女 派手な看護婦
ビーンク&ロサ 模造クリスタル
アリスにお願い 岩館真理子
フェイタライザー 小林立
ことゆいジャグリング 岬下部せすな
ライオンの首 呪みちる
みかけの二重星 つばな
エイリアン9 富沢ひとし

20160419

 

f:id:ecna:20160420015930j:plain

 

少年漫画風自己対話日記です。絶対お絵かきブログにしたい(?)。こういう反応に困る(ry

某所の戯言感想に少しだけ。

僕の考えでは西東天の理論を唯物史観として見るのは間違っている。関係の交換可能性はジェイルオルタナティブによって説明されているけれど、動的な運命を説明するバックノズルではむしろ(主人公/モブとしての自分の)交換不可能性が現前してるんだから前提がズレている(ギャルゲーの例を参照)。固有性はある。世界/人間は交換性に開かれているのではなくてむしろ密室に閉じていて、その中には固有のものがあり、それを解き明かすことが人間の目標だと清涼院流水が言っているように……。問題は密室を解いたあとに生きていく羽目になってしまうこと、もしくは大量死理論のごとく密室そのものの尊厳を自ら奪ってしまうことだと思われるが、しかしそれはまた違う話だ。

 

最近は虚無りつつ『コズミック』をゆっくり読んだり『成功学キャラ教授』を読み始めたりなどしています。

 

 

 

 

20160410

f:id:ecna:20160411042152j:plain日記です。

こういう反応に困るものを見せられる人たちの気持ちも考えていきたいけれどあまりにも精神状態が悪くやるべきことをなにひとつやっていない状況の中で正しい判断などできるはずもないのだから……。

本当に厳しい。なにもわからないしなにもしたくないしなにもしていないの三連コンボや……。

 

小説34

1.

 

 生まれた時のことを覚えている。
 二十三年前のクリスマス。
 冷たい光に包まれて、オレはこの世界に生を受けた。
 その時すでに違和感はあったんだ。
 何かがおかしい。
 その違和感の源がはっきりとしたのは弟が生まれた時だった。
 弟の誕生日は大晦日で、出産にはオレも兄として立ち会っていた。
 「除夜」「除夜ちゃん」
 オレの両親は自分たちがつけた名前を無視して「大晦日に生まれたから除夜」なんてふざけたことを抜かす。
 名前。
 オレたち兄弟の名前は、生まれる前から決められていたらしい。
 それこそ受精卵が発生する前に。
 世界から最初に与えられたもの。
 拭い切れない違和感の根源……。
 
 名前に対する違和感はいつまでも消えなかった。
 名前を呼ばれてもそれが自分のことだといつまでも納得できなかったし、成績も悪かったので自然と教師たちもオレを見放した。
 オレは学校で一番成績が悪い生徒だったが、それはなにもわからなかったわけじゃない。
 自分が間違っていると思ったことなど一度もない。
 オレは正しくて、間違っているのはこの世界だと確信していた。
 間違った名前を与えられたオレと弟は、誕生の瞬間から世界に見放されていたのかもしれない。
 しかし弟は「除夜」という新しい名前を与えられているのだ!
 いっそみんながオレを「クリスマス」と呼んでくれたならばどんなに幸せだっただろう。
 しかしそれは望むべくもない。
 オレは孤独だった。
 
 だけど。
 あの人と出会って、初めてオレは自分が間違っていたのかもしれないと思った。
 オレもこの世界も間違っていて、あの人だけが正しいのかもしれないと思った。
 あの人は生まれた瞬間「ハレルヤ!」と叫んだんだったっけ?。
 あの人のことならばありえると思ってしまう。
 だけどあの人がキリスト教の神を信じてるというのも少しおかしいか。
 やっぱり違う人の話だったかもしれない。
 もしかしてクリスマスに生まれたオレの記憶か?
 いや、オレはそんな器じゃないし、生まれた時のことをはっきりと覚えている……。
 とにかく。
 
 反転した獣の数字を名に刻む世界で最も美しい人間。
 神通理気を使いこなし論理階梯を走り抜けるS探偵。
 
 九十九十九にオレは出会ったんだ。
 
「九十九さん、『総合殺類鬼《ジェネリック・マーダー》』の事件についてのオレの推理を聞いてくれますか? まだ思いつき程度なのですが」
「ええ、お願いします」
「光栄です。しかし前々から疑問に思っていたのですが、九十九さんはどうしてオレなどの推理を聞いてくれるのですか? 九十九さんほどの探偵ならオレの話など聞かなくとも……」
「貴方は自分を過小評価しているようですね。貴方の推理は誰よりも論理的ですよ。貴方に匹敵する探偵など、レムリア・サリヴァンくらいのものでしょう」
「ええっそんな、いくらなんでも褒めすぎですよ」
 『闇夜の騎士』ことレムリア・サリヴァンは、『リバース推理』を使いこなし事件発生前から事件を解決するとさえ言われている正真正銘のS探偵だ。
 そんな神にも等しい探偵とオレが同格?
 いくら『探偵神』の言葉とはいえ軽々に信じられるものではない。
「いえ、褒めすぎなどではありませんよ。多くの探偵は実際には存在しない『謎』のことを考えることしかできません。時に真実に到達することもできますが、端的に非効率です。しかし貴方は違う。貴方はいつだって最速か、悪くても一手損で解決に向かっています。それでは、推理を聞かせてもらいましょうか」
「……はい!」

 オレの名前はピラミッド水野。
 『世界最後の探偵』なんて似合わない役を押し付けられてしまうことになる、JDC第三班所属の『超迷探偵』だ。

ななしのアステリズム

最新公開9話まで雑感。

①「友達」と恋愛問題は普遍的だけど漫画のテキストではもうちょっと省略したほうがよい気がする②「女の子同士」と恋愛問(ry③ほぼ全員何を考えているのかだいたい分かるようになってるのが個人的に苦手(分かったつもりになっているのかもしれないけど)④ポエム不足⑤おおむね理性的に動く人たちが知っている論理のみで動いているせいかわりとコントロール感を感じてしまう

 

『ななしのアステリズム』比較的苦手。多分一般誌での掲載が説明過多を生んでるというのはあって、この三角関係にもブラックボックスが全くない(普通の三角関係漫画で男1女2だと男主人公自身もどちらを好きだかわからなかったりするし(いちご百%とか)男2女1だとヒロインの本心は最初は隠蔽される場合が多い(タッチとか))。百合文脈を意識し始めると複雑な部分があっても恋愛漫画文脈で読むと少なくとも女子三角関係の部分はかなり単調に見えるように思う。やっぱり百合とかを無視したら男二人が一番おもしろいんじゃないだろうか。そこで百合を無視できないのは弱さだと考える派です(強いと思うこともよくあるけど)。

ポエムは全体的に少ないというのもあるけど、五話ラストで微妙な手続き感に脱力するという経験があったように思う。

美少女を上手に肉便器にする方法途中感想

novel18.syosetu.com

『美少女を上手に肉便器にする方法』を三十一話まで読んでなかなかおもしろかったのだけどタイトルで敬遠されるだろうと思うのでネタバレ内容紹介というか言い訳的な。

最初は調教モノとして始まる。かなり洗練された描写と展開の手際のよさ。しかし十話くらいになると主人公がその展開の順調さ自体に疑念を抱き始め、ヒロインを調教しているはずがヒロインに「調教させられている」のかもしれないという操り問題が導入される。ここらへんからの不穏にさせ方がけっこう良く、緊張と緩和のリズムという感じなのだけど、その操り問題が保持されたまま次はヒロインの複雑な家庭環境が明かされ、実は主人公が調教する前からヒロインの人格が破綻していたのではないかという疑念が新しく生まれる。この時点でメインヒロインの不穏さが極まり調教によって関係を深めていくことが難しくなったのか(トラウマヒロイン性の高まり?)第二ヒロインとして主人公がかつて調教していたという女性が登場する(ここまでが二十三話、二十五万字くらい)。この第二ヒロインがエキセントリックで作品の空気が一変するのも重要だけど、第二ヒロイン視点からの主人公像がそれまでの描写から想像される主人公像とまったく食い違っていることが奇妙で、ヒロインたちはどうやら主人公に完全に萌えていたらしいということ、直後に実は主人公は「校内美少女ランキングで二位に選ばれる」というくらいの美少年であるということが突然明らかになる。そして最初は主人公の鬱屈の原因を示すためだけの設定だったはずの家族問題がクローズアップされはじめ、ヒロイン同士がいちゃつき始めて、個人の意思で世界を満たすための調教モノからキャラの相互関係によって世界が描き出されるラブコメへ移行する、というのが三十一話くらいまでの展開ということになる。

普通に話破綻してるだけなのでは、と思わなくもないけど主人公のコントロール幻想みたいなものに対して最初から意識的な作品であることを思うとこれもまた作者がコントロールしている展開なような気もする。素直に続きが気になる。まったくノクターンとかエロSSなどを読んでないのでどういう蓄積があるのかわからないが、普通に驚いてしまった。読む価値はあると思う(下品であることは否定しないけど……)。

札幌でしていたこと

13日まで札幌にいた。2015年後半は心身ともに壊滅的だったのでせめて体調だけでもなんとかしよう(まともな食事をとらなければなにもはじまらないのかもしれない)ということで長期滞在し、3回ほど人と会って話した他はほとんど家で過ごしていた。『銃声とダイヤモンド』『フェイトエクストラCCC』(二周目・CCCルート)『プリズマティカリゼーション』(再プレイ)をプレイした。『カオスヘッドノア』はクリアまでできなかった。小説は『菜々子さんの戯曲1』『Self-Reference ENGINE』『とらドラ!』(1~10+スピンオフ)を読んだほかに『理想のヒモ生活』『異世界迷宮で奴隷ハーレムを』『美少女を上手に肉便器にする方法』を少しずつ読んだ。『戦場のメリークリスマス』を家で観て『傷物語Ⅰ』『ブリッジオブスパイ』を劇場で観た。漫画は大量に読んだが『バットマンラストエピソード』『ウォッチメン』『バットマンアーカムアサイラム』などの有名なアメコミのほか『天上天下』『わたしは真悟』を全巻再読できたのがよかった。

メンタル≠感情

俺用語だけどメンタルは精神的な体調のようなものであり、特に感情とは関係がない。「エモい」というときはだいたい感情のほうを動かされている(多分)。強制的にメンタルを動かすほうが強制的に感情を動かすよりは機械的にできるだろう。

少し話がずれるけれど前に中里一がツイートしていた蛸壺屋の技法についてのことというのは、中里一日記2006年09月06日の記述の派生ではないかなと思ったのを思い出した。

 人は、銃弾が飛んできたら、伏せるか撃ち返すか逃げるかする。何事もなかったかのように平然としていることさえも、ひとつの態度になってしまう。銃弾の前では、態度を取らずにいることが不可能だ。同じように、ある種の性的なモチーフが効果的に運用されたときには、心理的な態度を取らずにいることが不可能になる。これが火力だ。

http://kaoriha.org/nikki/archives/2006_09.html

ここでいう火力が限定的に運用されているからこそ特定の人を否応なく「熱く」してしまうのではないかなと(超浅慮だし原本をあまり読んでいないので的外れかもしれないけれど)。こういう火力で動かされるのはまず第一に感情ではなくメンタルのほうなのだろうと思う。

知性

神樹の館』の紫織ルートをクリアしたら本当に「インテリなので嫁ができた」みたいな話で少し笑った。

やはり田中ロミオにはコミュニケーションにおいて「知性上げると人生うまくいく」みたいな理想がある気がする。知性上げる→頭いい友達や彼女ができる→聖域完成、みたいな。実際にはその理想はうまくいかないとしても、どこかでそれが信じられている。知性にある種のコミュ力を含んでいたり選民思想気味だったりするのかもしれない。クロスチャンネル健全説とかもあるけど、黒須太一に健全さを読み込む場合って理性へのある程度素朴な信頼みたいなところから読解がきていたりしないだろうか? 瀬戸口廉也的な、知性が高まれば高まるほど人生がつらくなり、もしも自分と同じくらい頭がいいヒロインに出会えた日には一緒に世界の果てにいくしかないような世界観とは明らかに違っていて、自分はどちらかというと瀬戸口派なのだけどロミオもいいものだと思う(比べる必然性もとくにないけど理性の怪物枠ということで)。

(ネタ貧なので話はいろいろ使いまわしている)

あと今日は『All You Need Is Kill』を初めて読んだ。ここ最近は本当に無だったがなんとかしていく。

某所とか日記とか

昨日は某所に行った。

・エロゲの話。戦争編とかあって当然みたいな感性はグレタガルドだとすでにないし王ラノベの終末戦争の残滓とか自己模倣とかつらいよねみたいな話とか。
ガルパン劇場版の話。苦手な人は苦手らしい。
・人生の話。勝利とは?

今日は中高の友人宅に行った。スプラトゥーンを少しやらせてもらったりフリーゲームを一緒にプレイしたり映画を見たり。昼にラーメンを食べて夜に炒飯を食べたせいか少し体調を崩した。