20190907

文章を書くことになりそうなのでリハビリ的にしばらく更新を再開したい。ただの日記。

午前にユニクロ紀伊國屋書店によってから図書館に行った。

『複製の廃墟』の三島論を適当に流し読みしたところ完全に大塚英志の三島論の元ネタだった。とはいえ大塚のほうが細かいところをだいぶ省いて易しく書かれてるので参照するときは大塚を使う。なんだかんだいって大塚理論のツールとしての使いやすさはガチ。

加藤幹郎『表象と批評』の新海論も読んだ。かなりちゃんとしているので一読の価値があると思う。

今週のファミ通に『ゼノンザード』関連で三木一馬と開発スタッフのインタビューが掲載されており、思っていたより上遠野浩平の関与が大きいようで驚く。設定とキャラ全部上遠野浩平にやらせている? 0910にリリースするようなので、とりあえず手をつけることは確定している。絶対統和機構出してほしい。高橋和希がマーベルコラボ漫画でデュエルさせてるのも良かったし作家による企画の私物化くらいしか世の中を信じられるようになる出来事がない。

最近木村幹の本を何冊か読んでいる。ややインテレクチュアル・ダークウェブ的な傾向がある人だとは思うが、自分が同じ知識を持っていたらまあ同じように振る舞うだろうな、というような振る舞いをしている人なのである程度は信頼している。『朝鮮/韓国ナショナリズムと小国意識』はヘーゲル引用に始まりヘーゲル引用に終わる本だったりして、根が理論屋なんだろうなあと少し好感度が上がる。まじめな歴史本で途中まではあまりおもしろくないが、現代史になってからはかなりおもしろい。「国」という集団に対する精神分析的な側面はあって(岸田秀的な?)、そういうのって個人的には好きだけどどのくらい正当性があるのかなとは思う。正直にいうと世の中のことを考えるのは本当にいやでつらいのだが、最近は考えてしまうことが多い。

チェンソーマンに今後登場する悪魔を考えるのは、「直球は外しつつも狙いすぎない」というラインを考える必要があるのでけっこう楽しい。「男の悪魔」か「壁の悪魔」あたりが出てくると予想。

明日も図書館にいく。というか、この半年くらいほぼ毎日図書館に行っている。