20190927

サブカルチャー文学論』を少し拾い読みした。

最近はもはや大塚英志の信者のように振る舞っているところがあるが、ある時期に大塚英志の理論を脳内で完コピできるようにしようと思ってそれを実行しているのでそういうふうになってしまう。実際民俗学関連を除けば大雑把なレベルでシミュレートできるようになってきた感覚はある。大塚英志のデッドコピーになるのはさすがにヤバイとは思うので適宜修正は加えているつもりだけど、私にとって大塚英志はなにより多重人格探偵サイコ大塚英志であって普通の批評家に比べて初期値での尊敬度が圧倒的に高いのであまり取り入れることに抵抗がないんだよね……。まあ普通に信用できる部類だとも思うし……。

前に某氏と話したときに「90年代はゼロ年代を生んだから肯定できるけどゼロ年代は10年代を生んだから肯定できないよね」と言われ、その場では「そうですねー」などと言いつつ内心では「確かにそんな気もするが論理的にはどうなんだ?」と思っていた記憶があるのだが、最近は完全にこの言葉に同意できる気分になっている。しかしゼロ年代を肯定したいので今から10年代も全部よくなってほしい。