20191001

あまり集中できない日だった。

小説を書こうと思って3ヶ月ほど前に作った小説フォルダを開いたら登場人物「淵かるた(トランプ支持者)」とかジャンル「アンチビルドゥングスロマンホラー」とかでちょっとうーん……となった。しかしとりあえず続行する。

そういえば最近加速主義の話をあまり見なくなってしまったけど、新本格はミステリの形式を加速する加速主義だったと理解している(exitしたのは清涼院とか麻耶とかの一部だけだとしても)。「加速」と「exit」のどちらに力点を置くかによって加速主義者も派閥が分かれる印象があって、例えば西尾維新は加速を重視していただろう(なんてったって加速→空転→大団円のネコソギラジカルだし超越志向はもともとあまりない)し上遠野浩平はexit(突破)を重視していただろう。自分はといえば、多分今は加速派だ。exit=超越への希求はもちろんあるけど、それよりとりあえず速度がほしい(しかし加速度の概念は検証されていない印象があるし、自分でもあまり考えていない)。