20190914

図書館に行ったが特に何もしていない。『雲のむこう、約束の場所』のノベライズを半分くらい読んだ。

今週のチェンソーマンとカイジを読む。チェンソーマンは面白いな……。意味不明なハンターハンターパロといえばブラックキャットですが、ブラックキャットが演出とセリフをそのままパクってシーンの意味を与えたのに対してチェンソーマンでは一つのセリフを入れるだけで公安退魔課は幻影旅団的なものが核にあるんだなということを示唆する。偏差値が高い。
それとジャンプで「Jラブコメ祭り」とかいう変な企画をやっていた。ジャンププラスにありそうなショート読み切りがいくつかという感じ。全体的に微妙で西尾維新原作のやつも全然面白くなかった。そもそも短編で一般人主人公に変人ヒロイン出して○○さんは××とかいうのはもはや厳しいのだが、でもみんな絵がうまくてまとまった話にはなっていてすごいな、とは思った。フォーマットの力もあるのかもしれない。

一ヶ月ほどかけて『探偵学園Q』を読み終えた。小学生の頃にある程度読んでいて、しかし中学以降は一度も読み返さなかった漫画。というのも、中学になって清涼院流水を読んだ私には、探偵学園Qという作品がJDCの成果をキバヤシと仲間たちが奪った作品のように感じられたからです。今読み返しても特に感想はなかった。別にそんなに悪い漫画だとは思わないが、あえて読む価値はない。金田一少年を読んだほうが良い(別に金田一も読まなくていいけど)。もっとも注目すべきは恐ろしいほどに絵のコピペを駆使している点。締め切りに間に合わないからとかではなく、完全に技術というか手抜きとしてコピペがあらゆる回に登場する。事件のゲスト初登場のキャラが次のページでなんの改変もせずに同じ顔で違うセリフを喋っているということが常に発生しており、メインキャラクターも見せ場を除けば相当の部分が使い回されている。普通に考えれば他の漫画家もそうすればいいと思うのだが、このレベルでやるとさすがに作品の空気がぎこちなくなるなと思う。

ゼノンザード、変な中毒性があってけっこうやってしまっている。本当に悪癖だ……。配信されていたアニメ版の0話を見た。感想はない。