ななしのアステリズム

最新公開9話まで雑感。

①「友達」と恋愛問題は普遍的だけど漫画のテキストではもうちょっと省略したほうがよい気がする②「女の子同士」と恋愛問(ry③ほぼ全員何を考えているのかだいたい分かるようになってるのが個人的に苦手(分かったつもりになっているのかもしれないけど)④ポエム不足⑤おおむね理性的に動く人たちが知っている論理のみで動いているせいかわりとコントロール感を感じてしまう

 

『ななしのアステリズム』比較的苦手。多分一般誌での掲載が説明過多を生んでるというのはあって、この三角関係にもブラックボックスが全くない(普通の三角関係漫画で男1女2だと男主人公自身もどちらを好きだかわからなかったりするし(いちご百%とか)男2女1だとヒロインの本心は最初は隠蔽される場合が多い(タッチとか))。百合文脈を意識し始めると複雑な部分があっても恋愛漫画文脈で読むと少なくとも女子三角関係の部分はかなり単調に見えるように思う。やっぱり百合とかを無視したら男二人が一番おもしろいんじゃないだろうか。そこで百合を無視できないのは弱さだと考える派です(強いと思うこともよくあるけど)。

ポエムは全体的に少ないというのもあるけど、五話ラストで微妙な手続き感に脱力するという経験があったように思う。