20160809
家から出なかった。
unlimitedを見る。楽園コミックスと白泉社文庫が少し、駕籠真太郎や中村明日美子や古屋兎丸がたくさん、電子書籍で復刊をしている業者のものが個別にいろいろ(幕張とかオーフェンとか)など。『うずまき』とならんで伊藤潤二最高傑作候補の『死人の恋わずらい』がピンポイントで入っているしホラー漫画ファンが内通してるとしか思えない。
駕籠真太郎『アナモルフォシスの冥獣』『ハーレムエンド』。駕籠真太郎は「ドッキリ」と「カメラワーク」によるメタフィクションに関心があるらしい(フラクションもそうだった。ハーレムエンドは本当にひどいメタメタでドッキリを仕掛ける集団VSカメラで映像を作る集団という話)。ドッキリは世界内の操作でカメラは世界外からの操作なのでカメラのほうがメタに強い。おそらく世界内での矛盾というのはそれこそ「全員共犯」とかにすればどうにでもなるけどカメラはそうはいかず徹底的に権力を維持しなければならないというような認識をしているのだと思う。正直読んでるとなんでそんなことするの?と思うことが多いがそういうフェチズムなのだろう。
コダマナオコ『レンアイマンガ』。いいはなしだった。明らかに元編集が一番強いのにヘテロなので不参戦というのはもったいない感もある。
小西明日翔『春の呪い』。これはいい漫画では。