20190923

また体調が悪くなったのであまりディスプレイを見ないでずっと寝ていた。0924に書いています。

宝石の国』を9巻まで読んだ。前は4巻くらいまでしか読んでいなかったのだが、これはかなり手塚治虫的なマンガなんじゃないかと思う。手塚作品では繰り返し身体のメタモルフォーゼと精神の変質が描かれているのだけど、完全にそのような問題系が全面に出ていた。キャラクターのアタマをギャグではなくすげ替える描写自体、鉄腕アトム火の鳥以外で覚えてないし。市川春子手塚治虫文化賞とってるということを思い出し、もしかして賞がけっこうちゃんと機能してるのか??と思ってしまった。で、金剛先生の正体とかも手塚ファンならですよねーという感じだと思う(本人がファンかどうかは知らないが……)。手塚先生は人類愛を強く持っててもあまり個別の愛とか勇気とかは信じてない印象なんですけど宝石の国はカプ厨にも優し(?)そうでいいのではないでしょうか。好きなキャラはとても多いが、特にフォスとルチルかな……。